説明
ブラジル南部のリオ・グランヂ・ド・スル生まれのシンガー・ソングライターでピアニスト、エルメート・パスコアルとともに活動するなど類稀なる才能を発揮するも、1989 年に若くして癌でこの世を去ることになってしまった夭逝の天才、アナ・マゾッチ。そのキャリアのなかで残した数少ない作品のひとつにして、ブラジリアン・レアグルーヴの最高峰として知られる『Ninguem Vai Me Segurar (1974)』に続き発表されたのが『Ana Mazzotti (1977)』である。新曲は "Êta, Samba Bom" のみで、残りは1974年作のマスターテープを一部オーバーダブするという極めて特殊な方法でレコーディングされた本作。前作に続きアジムスからジョゼ・ホベルト・ベルトラミ(キーボード)、アレックス・マリェイロス(ベース/ギター)が参加したのに加え、エドゥアルド・アサドによるゴージャスなホーン・セクションを補完。そして何よりもヴォーカルをより徹底的に再録音したのだという。"Agora Ou Nunca Mais" や "Eu Sou Mais Eu" はさらにパワフルかつグルーヴィーに、また "Cordão" や "Bairro Negro" といった曲では同時期のエリス・レジーナやイヴァン・リンスらを彷彿とさせる鬼気迫る歌声に圧倒される。オリジナルはアジムス関連作ということもあり中古市場でも非常に人気が高く、入手は容易でないため、今回の世界初リイシューは嬉しい限り。『Ninguem Vai Me Segurar (1974)』とあわせて、70年代 MPB の名作として聴いていただきたい作品である。
A1Agora Ou Nunca Mais
A2Canto De Meditação
A3Cordão
A4Sou
A5Em Acalanto
B1Êta, Samba Bom
B2De Um Jeito So
B3Bairro Negro
B4Roda Mundo
B5Eu Sou Mais Eu
A1Agora Ou Nunca Mais
A2Canto De Meditação
A3Cordão
A4Sou
A5Em Acalanto
B1Êta, Samba Bom
B2De Um Jeito So
B3Bairro Negro
B4Roda Mundo
B5Eu Sou Mais Eu