Description
烈火のドラムが時代を焦がす。若き才渦巻くサウンド・リミテッドを従え、猪俣猛がジャズ・ロック黄金期の到来を高らかに告げる。
的確なスティック・ワークと時代を見据えた音楽性で日本のジャズ・シーンを牽引したドラマー、猪俣猛。1960年代終わりに、当時隆盛を極めつつあったブラス・ロックに影響を受けサウンド・リミテッドを結成。
「ジャズとロックの融合を目指し、若いミュージシャンを集めてヴァイタリティのある音楽をやりたい。このグループはモダン・ジャズという小さな枠におさまらない、スケールの大きなグループにしたい」と語り、新機軸を打ち出す。
そのファースト・アルバムにして代表作となったのが本作『サウンド・オブ・サウンド・リミテッド』(1970年)だ。象徴的な1曲として寵愛される「テーマ~ムスターシュ」を筆頭に、全編に躍動感と熱気が溢れる傑作である。
A2 Tak's Tune = タクス・テューン 4:18
A3 Joint = ジョイント 4:55
B1 Monster = モンスター 4:28
B2 Lullaby For Yuh = ララバイ・フォー・ユー 3:07
B3 Scotland Scene = スコットランド・シーン 6:54
B4 Theme = テーマ 1:01